


清水先生をお迎えし、この一年間の集大成として「学習成果発表会」です。
午前4つ 午後2つの班に分かれて、持ち時間25分の発表です。
それぞれ各班は、創意工夫された発表が行われました。
1班 織田信長(苛烈な生涯) 5班 信長の野望(石山合戦)
3班 戦国を生きた女 6班 大坂の陣と真田信繁
4班 戦国武将の食と健康 2班 明智光秀(天下人への勝算と誤算)
各班の作品をスクリーンで見ると、ぐっと迫力が増しプレゼンは、歓声あり笑いあり、
拍手ありの終始和やかな雰囲気で行われ、発表会終了後に、清水先生の評価は、戦国
らしい内容で素晴らしかった。この素晴らしい班単位を大事に一生続くであろう事を
願いたいと感想を頂きました。
今日で講義が終わりました。講師:小和田・清水・河井ほか7名の教授及びC・D方々に
接し大変有益な楽しい1年間でしたお礼申し上げます。
最後に小林C・D自作による8期戦国武将の生き方に学ぶ科「1年を振り返つて」power
pointを鑑賞して終了いたしました。
歴史愛好家同士クラス全員親睦が更に深まり、次回の修学旅行並びに修了式後謝恩会
が楽しみです。
藤堂高虎は、司馬遼太郎の小説により「世渡り上手」の悪いイメージがある。
(これは、多分「関ヶ原」のことだと思います) 高虎は、関ヶ原の戦いのおり
徳川方につくのですが、石田三成方の情報を一々報告するスパイのように描かれ
ていました。しかも、家康にはそんなに信用されていないのです。
しかし、川元先生の講義で、高虎のイメージが一新しました。
高虎は、主君を7度変えた「世渡り上手」ではあるが、戦況を見極め、功績を立て、家を
存続・繁栄させた。「世渡り上手」は、高虎が生きた時代においては、ネガティブな意味で
なかった。浅井長政、阿閉(あつじ)貞征、磯野員昌、織田信澄と短期間仕え、羽柴秀長に
仕えて300石与えられる。その後、豊臣秀吉・徳川家康に仕えて、最後は32万石まで加増
されるのは、シンデレラストーリーとも言える。
また、城造りの名人であって、高虎が縄張り・普請・修築に携わった建造物は枚挙に
いとまがない。二条城、江戸城、徳川大坂城、名護屋城、日光東照宮、伏見城、出石城、
和歌山城、宇和島城、篠山城、寛永寺、大和郡山城、今治城、安土城、長浜城、竹田城、
韓国の順天城・・・・・まだまだあります。
結論として、高虎から何を学ぶか・・・
* 運は自らつかみに行く、切り替えの上手さ。
* 若い頃の経験や人脈を生かし、現在に生かす。
* 自ら動く事で、細やかな心配りを実現させる。
クラスの皆さん、一年間お疲れ様でした。